2006/11/19『耐震補強がやさしく学べる現場見学会』のご報告
リフォーム中のお家を会場にお借りして、耐震診断・耐震補強の実際を見ていただける見学会を開催しました。耐震も含め、住まいの安全は「働く女性のための住まいづくり」の暗黙の前提なので、収納やインテリア、動線とならんで力を入れているテーマです。
写真右側は説明用の模型で、スイッチを入れるとガーッと揺れ、耐震強度の高い家と低い家で、揺れ方がどう違うか見ていただく事ができます(震度6相当など、ほんとにバラバラになりそうな勢いです!)。
営業パーソンにつきまとわれる売り込み見学会にしたくないので、おもにパネル展示の説明とし、補足的に説明をさせていただくようにしました。
壁の補強部分を見ていただいている所です。補強ボード(白い部分)が貼られていない壁がありますが、全体のバランス上貼らない方がよいと判断された部分だからです。「カン」や「見た感じ」でなく計算によって、補強が必要かどうかがわかるので、耐震診断が必要なのです。
でもリフォームの見学会は、お客さまが現にお住まいの場所をお借りすることになるため、お客さまのプライバシーや安全上、なかなか開催できません。今回はお客さまご自身の…
「阪神大震災でだいぶ揺れて心配だったから、リフォームの時に補強しておきたかったんです。でも耐震のことはよく分からないから、自分も勉強したいと思いまして」
というご厚意で実現できました。お施主さま、本当にありがとうございました。
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