車庫ゲート入替リフォーム 茨木市のお客様
「車庫入り口のはね上げゲートが壊れたので、助けに来てほしい」
とのお電話をくださったのは、以前リフォームをさせていただいたK様でした。
とにかくゲート本体をどかさないと車を入れられない、
その日車を置く場所に困る…という事で、伺わせていただきました。
ゲートを支える「腕」の付け根が折れています。
もう日も暮れた日曜の夕方で近所迷惑が心配でしたが、無事撤去。
修理するか取り替えるかで迷われたのですが…
結果として取替に決まりました。まずモルタルに埋まっている足元を機械で突き割り砕いて(専門的にはハツルといいます)残っていた支柱を撤去します。
支柱を撤去した跡です。幅の広いゲート(車2台分相当)を支えるために、支柱はかなり地中に埋め込まれます。つまり、穴も深く掘る必要があるわけで、もし地中に水道管や排水管、ガス管などがあると騒ぎになってしまいます。
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位置と高さを決めて支柱を仮どめ、急速モルタルを流し込んで、足下を仕上げます。支柱が立てば、先は見えたようなものです。ここまでで1日。
ここで支柱の中をのぞいてみましょう。ゲートを上げるときに重たくなく、下げるときにガシャーンとならないように、ダンバー機械が入っています(車のはね上げ式トランクやリアゲートを思い出してください)元のゲートが壊れたのは、このダンパーが古くなって動きが悪くなり、それを強引に下げようとした…という理由だったようです。折れた「腕」だけを取り替えても動きが悪ければまた折れてしまいますが、そのカナメとなるダンパー部品+折れた腕の交換が高くついたため、修理でなく取替になったのです。(どうして?と思われた方は こちらへお問い合わせください)
支柱を固定したモルタルが固まる時間をとるため、2日目に「腕」や本体を取りつけます。
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工事完了、ゲートを下ろした状態と上げた状態です。先で背の高い車に買い換えられる事も考え、ハイルーフ車対応にしました。