子育て世代の動線を考えた家・基礎部分が完成

子育て世代の動線を考えた家・基礎部分家の土台になる部分を基礎と呼びます。「基礎」が強固にできていないと大変な事になるのは、家も同じです。


子育て世代の動線を考えた家・基礎工事1杭工事の終わった跡に防湿シートを敷き(※1)、家全体や間仕切りの線を決めて、鉄筋を配置・組み立てます。鉄筋は基礎に加わる引っぱりの力に対抗する働きをします。
※1 防湿シートは、地盤の水を基礎に浸入させないために敷きます。コンクリートも長持ちします。

子育て世代の動線を考えた家・基礎工事2鉄筋の後、コンクリートを流します(打設と言います)ミキサー車で運んできた生コンをホース(写真奥側)から出し、振動機(写真手前)で隅々まで行き渡らせます。打設している間にも生コンは硬化していくので、手早くやっていきます!

子育て世代の動線を考えた家・基礎工事3生コンは粘りがあるので流しただけでは水平になりません。レーザー機械を使って確認しながら平らにしていきます。

子育て世代の動線を考えた家・基礎工事4水平部分の生コン打設が完了しました。生コンから上に出ている鉄筋は、後から壁を建てる「立ち上がり」になる部分です。

子育て世代の動線を考えた家・基礎工事5水平部分が固まったら、型枠を建てます。はさまれた部分に生コンを流し、立ち上がりを作るわけです。

子育て世代の動線を考えた家・基礎部分6再び生コン打設です。ここでも振動機でしっかり突かないと、コンクリートに隙間ができたり鉄筋にがっちり食いつかなかったりで、基礎の強度が弱くなってしまうので、念入りに。

子育て世代の動線を考えた家・基礎部分7生コンが打設できたら、この後の木工事のために立ち上がり部分の上面を処理します。特殊なモルタルを流し込んで、水平でなめらかな表面に仕上げます。平らでないと、木造部分をしっかり固定できないためです。その、固定用のボルトが写真手前に見えています

子育て世代の動線を考えた家・基礎部分8コンクリートが完全に固まったら型枠を外し、基礎部分の完成!次からはいよいよ大工さんの出番となります。