寝屋川市K様邸 屋内造作その1
改装前は和風の居間(真壁というのが正解)だったため、柱や鴨居・敷居などの接合部分に彫り込み・切り欠きの部分がありました。
仕口と同じ理屈ではめ合わせになっていた訳ですが、残す柱がそれでは強度上問題ですし、見た目にも無惨なので埋め木というのをします(色が白っぽい部分)
天井際に入っていた部材を、柱から撤去した跡です。心細いほど切り込まれていますが、こういうのを丁寧に直していくのです。
フローリングは今回栗です。無垢材の床と床暖房は一般に相性が良くない(過乾燥で透き間が開きやすい)ので、硬くて寸法変化の少ない広葉樹から選びました。
おばあさまへの配慮から、床暖房はゆずれない要件だったのです。
さっそく下地合板の上から貼っていきます。
汚れたり傷つけたりしないよう、貼ったそばから養生して隠していくので、貼り上がりの雰囲気を楽しめるのはもうちょっと先ですが、楽しみですね。
えっ?と思われたら…
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