寝屋川市K様邸 構造部修理
着工前、床が下がっている部分があるのは判明していたのですが、解体してみるとお風呂の周りで柱の根本や土台が腐っていました。腐った部分を取り替えるために、柱のすぐ脇に油圧ジャッキで仮の柱を立てます。
ジャッキで支えている間に柱を切り取り、土台を外します。基礎に固定していたアンカーボルトもサビてダメになっていたので切断・撤去。
腐って取り外された部分を並べてみました。土台にはヒノキが使ってありました(切り口のにおいで分かります)が、ユニット式でないお風呂では、水が回って腐るのも珍しくありません。
土台を入れ替えたところです。新旧の両方に噛み合わせを加工して接合、アンカーボルトも新品に入れ替えます。
足元が腐っていた柱も新品に取り替えました。この一連の作業を、腐った部分ごと繰り返して構造部を修復していきます。